ダニやノミの駆除を忘れずに!

犬を飼うにあたって一番注意しておくべきだと思うことは、「犬をよく理解する」ということです。

我が家では犬を長年飼っています。犬種も様々です。
犬というのは、人間を驚くほどよく観察しています。飼い主のことはほぼ一日中(眠っているとき以外ずっと)観察していて、飼い主の行動特性に合わせて自分も行動します。
やがてそのパターンが犬の中では「ルール」とか「秩序」になっていきますので、きちんと犬をしつけたいと考える方は、犬の前で秩序だった行動をすべきだと思います。

たとえば、犬がやたらしつこくおやつをおねだりするからという流れでおやつを与えてしまうと、犬の中では「おねだり→おやつがもらえる」ということがパターン認識されてルールのようになってしまいます。

特に室内で飼っている場合は、人間との接点が多くなる分、注意が必要となります。
人間が食事をしているとき、ワンワン吠えたり、立ちあがってテーブルに前足を掛けたりしてきたとき、「じゃあ、ちょっとだけ」というノリで人間が食べているものをお裾分けしてしまうと、それが犬の中でルール化されてしまいます。

ただ、犬を飼い慣れていない人がやってしまいがちなのが、やけに大声で怒鳴るなどの叱り方です。あまりきつく怒ると、犬は怖がって委縮してしまうばかりとなり、「自分の何がダメだったのか」が理解できません。

効果的なのは、「毅然とした態度で」「一度注意したら、後は目を合わさずスルーする」という方法です。
そうすると犬は、「このパターンでは、いくらしつこく訴えても、飼い主は相手にしてくれない」ということが理解できます。

もう1つ、しつけをする上で気をつけるべき点があります。
それは、犬は「過去のことを叱られても、全く何を叱られているのか理解できない」ということです。
トイレのしつけの際も、犬が知らない間にペットシート以外の場所でおしっこをしてしまったときは、叱っても効果がありません。むしろ、何が悪いかが理解できないのに叱られるという経験をすると、飼い主との信頼関係が作りにくくなってしまい、逆効果です。

トイレのしつけは、「今まさに犬がペットシート以外のところにおしっこをした!」という瞬間を狙って、教えてあげるようにします。現行犯じゃないとダメということですね。

犬はとても頭の良い動物ですが、人間ではありません。
人間の子供と同じようにしつけるのではなく、犬の習性をよく理解した上で、犬に合わせてしつけることが必要です。

この点さえ上手くいけば、犬は生涯を通して人間にとって素晴らしいパートナーになってくれます。